vol. 18

スタンプ

ニンジン 2017年12月25日

<第2週目>にんじんは私にとって 可愛くて仕方のない相棒です(笑)。
こだわりの土作りは父の担当、 にんじんへの情熱を尊敬しています。|Vege TanaQ 永井千春さん

愛知県碧南市は大正時代からのにんじん産地ですが、大きく栄えてきたのは30年ほど前からです。そこには千春さんのお父様の力があったからとも言えるでしょう。

「周りではトマトなどの施設野菜を作り始める農家が多くいたのですが、父はにんじん栽培にこだわりました。にんじんを通じて碧南の農業を元気にする方法をたくさん提案し、周りを巻き込んで活動をしてきたんです」

ほかにも、こんなエピソードも。

「にんじんの発芽には水がとても大切だと父は言うんですが、種まきは真夏の暑い時で、日中は水温も高すぎるんです。また、農業用水の仕組み上、充分な水量を畑にまんべんなくかけることも難しくて‥。そこで父は、それらの足かせが最小限となるのが真夜中だと気づき、水かけ作業を夜中にし始めたんです。父は発見した技術を秘密にせず、みんなに教えてしまうんですよ」と千春さんは笑顔に。
 
そんな慣習にとらわれない行動に共感してくれた仲間がいたこと、そして、産地の仲間たちと情報を共有してきたことが、
30年と続くにんじん産地として広がってきた理由だと、千春さんは思っているそうです。

 管理栄養士の資格を活かし野菜ソムリエとしても活躍する千春さんは、体験型の料理教室も開催。 にんじんの食べ方、美味しさを広く伝えています。

管理栄養士の資格を活かし野菜ソムリエとしても活躍する千春さんは、体験型の料理教室も開催。 にんじんの食べ方、美味しさを広く伝えています。

<第1週目>「世界で2番目のにんじん屋になる」 子供の頃から農家になると思っていました。|Vege TanaQ 永井千春さん

<第3週目>農家として野菜ソムリエとして にんじんと農家の未来を考えたい。|Vege TanaQ 永井千春さん